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英国アンティーク銀器【純銀】1832年 ティーセット    /(MD有)
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英国アンティーク銀器【純銀】1832年 ティーセット    /(MD有)
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1832年、ウィリアム4制統治時代の英国で作られたティーセットのご紹介です。

総重量1593gの迫力あるティーセットで、ティーポットの容量は1L程度、画像を見てお分りいただけると思いますが、手作業によるフラットチェイシングとエンボスによるティーポット表面の打ち出しや細部の装飾がとても印象的なセットです。

ティーポットの彫刻的なお花の摘みから蓋部分の打ち出しや彫りには制作した当時の職人さんの卓越した職人技が光ります(蓋部分とボディ表面の装飾はわずかに違った技法で装飾されているようで、雰囲気が若干異なります ー蓋はエングレービング(彫り)により彫刻的・立体的に仕上げられており、ボディはフラットチェイシング(ノミにより表面からラインをつけていく伝統的装飾技法)により柔らかな風合いに仕上げられています)

制作された時期はこの後に長く続くヴィクトリア時代に入る前の数年間、前期ヴィクトリア時代とも呼ばれることもある、ウィリアム4世の統治時代です。

この時期の英国といえば政治的には”空白の時代”とも言われていたようですが、そのような時代にこのティーセットのようなものが作られていたとはやはり興味深いです。

このウィリアム4世当時時代は前期ヴィクトリア時代というだけあってジョージアンの装飾技法の確かさとクオリティとこの後ヴィクトリア時代の銀器に繋がる華やかさがデザイン・装飾と共に感じられる銀器が多いと思いますが、特にティーセットは素敵なお品が多い気がします。(もちろん、ジョージアン期もヴィクトリア時代も同じように素敵ですが、ウィリアム4世時代はとても短い期間なのにスタイルとして確立されていた時代であり他の長い時代のお品にも負けずとも劣らない特色ある時代だと思います)

ハンドルはホールド感良く、ハンドルのがたつきなども全く無く、実際に実用いただくことが出来ます。

全体の銀の色合いは温かみがあり古い銀器独特の風合いが感じられ、ゴージャスなだけでなく温かみも感じられます。

英国の歴史と銀食器の良さを存分に感じていただける英国アンティークの逸品です。

サイズ◆ティーポット834g 口先からハンドル端までの長さ28.8cm ボディ最大幅18cm 高さ約20cm
シュガーポット469g ハンドルを含む幅21.4cm 高さ13.5cm 
クリームジャグ289g 17.3cm 高さ12.8cm