英国アンティークシルバー、ヴィクトリア時代のフィッシュフォーク＆ナイフのご紹介です。

こちらのお品は英国スターリングシルバー （純銀）製のお品で、フォークとナイフそれぞれには英国スターリングシルバー の基準を満たすお品である事を示す歩くライオンパッサントのマーク、バーミンガムのアセイマークの錨、1857年にホールマークを受けた事を示すIのデートレター、そして税金を収めた事を示すヴィクトリア女王の横顔のデューティーマークが刻印されています。

メーカーズマークはJ.G John Gilbert
ヴィクトリア時代中頃に活躍したメーカーです。
（過去にハンドルが白蝶貝ではなく銀で出来たフィッシュカトラリーを扱いましたが、同じメーカーのお品でした）

フォークとナイフの表面にお魚の彫りがあしらわれた、とても印象的なデザインです。

その周りを優雅で躍動感あふれるスクロールで囲ってあるのが、ヴィクトリア時代中期のお品らしいですね。

私は、ヴィクトリア時代のフィッシュカトラリーというとまずこのデザインを思い浮かべます。
ホールマークもしっかりと残っていて、全体にとても良い保存状態です。

フィッシュカトラリーとしてはもちろん、ナイフをバターナイフのようにお使いいただいたり（ナイフのブレードはかなりしっかりしていて丈夫です）サイズも大きめなのでスモークサーモンなどに添えて、サービング のようにもお使いいただけそうです。

サイズ◆111.5g フォーク45.5g 　18.8cm　　ナイフ65.9g 22.8cm
コンディション◆ほぼエクセレント 　ナイフハンドルの面、下の方に1.5mm位幅で表面が薄ら削れている部分がありますが、殆ど目立たないと思います。　銀の部分の状態はとても良いです。